公務員試験と民間就活

 

 

 

僕は今、公務員試験に向けて勉強をしています。

とはいったものの…なかなかモチベーション維持が難しく、毎日6~7時間ほどしか勉強しておりません…。

モチベーションが上がらない理由は二つあります。一つは民間就活との兼ね合い。もう一つは、性格的な問題です。

今回は前者について書いていこうと思います。

 

1、公務員試験と民間就活の違いとは?

 公務員試験と民間就活では求められているものが異なります。

 我が国の公務員は資格任用制という制度もと職員を選別、採用しています。これは簡単に言えば、能力主義です。事務処理能力を図る試験を行い、その後人物評価を行うものです。事務処理能力がなければ面接すら通らないので、試験が重要です。逆に試験さえ通ってしまえば、採用にぐっと近づくことができます。

 一方、多くの民間企業では、「ポテンシャル採用」と呼ばれる採用形式をとっています。これは、企業が採用活動の中で、人材が入社してからどれだけ伸びるか、どのような潜在能力を持っているかを見極め、選考します。そのため、コミュニケーション能力やリーダーシップが重要視されます。学生時代をどう過ごしてきたか、仕事への情熱はどの程度かということがポイントになります。具体的には自己PRや志望動機が重要になります(多分)。

つまり、公務員試験では試験の成績、民間就活ではプレゼンが第一に重要であるといえます。

2、日程について

 公務員試験は毎年ほぼ同じ日程で試験が行われます。5月から7月あたりがピークでしょうか。民間就活は経団連のスケジュールによりけりですが、2017年度は3月に説明会解禁、6月に選考スタートとなっています。公務員試験と民間就活の時期がほぼ丸被りなのです。

 

3、併願できるのか

 

 おそらく、公務員試験を受ける多くの人が考えることですが、これは人によるとしか言いようがありません。大学受験でいうなら公募制推薦やAO入試と、一般入試を同時にやるようなものです。要領がよい人はこなすし、悪い人は破滅します。多分僕がそうなります。僕の大学の就職課曰く、併願している人は多いらしいですが…。

ちなみに、実際の職員の方の7割は公務員試験一本で挑んでいます。ただ、既卒採用が半分以上であるのも事実です。(ある官公庁のパンフレットより)

最後に、公務員試験一本と民間併願のメリット・デメリットを考えました。参考になれば幸いです。

 

公務員一本のメリット

・勉強に時間を割けるため試験に合格する確率が高まる

・しっかり勉強しておけば、他の自治体へ併願できる。

・公務員一本という本気度がある。背水の陣。

公務員一本のデメリット

・試験に不合格だった際、リスクがかなり大きい(秋採用、就職留年、既卒浪人…)。それに伴うプレッシャー

・民間就活者に比べ内定が出るのが遅い

・面接の練習ができない

・選択肢の幅が狭い(併願先が限定される)

民間併願のメリット

・面接の練習ができる

・内定が取れれば、心理的余裕ができる

・選択肢の幅が広がる

民間併願のデメリット

・勉強する時間が減少する。特に直前期での勉強時間減少は致命的

・本気の民間就活に比べ、業界・企業研究に時間を割けない

・民間企業が不採用になった時、心理的ダメージが大きい

・公務員試験の日程と面接の日程が被る可能性がある。

 

以上です!こんなこと書いてる暇があったら勉強しましょう!!!

ひと段落ついたら体験記が書けたらいいなぁと思っております。就活頑張りましょう!