公務員の仕事

公務員になって早一年が経ちました。

そのなかで、こういう人は公務員に向いてないんじゃないかなぁという傾向を、

自身の体験に基づいてについて書かせていただきます。

 

1.個人プレーに走る人

職員一人の裁量が非常に少ないので、担当業務と少し違うことを聞かれると分かりません。その度に、別の担当の人に聞かないといけません。逆も同様で、一年目にも関わらず、自分の担当のことはしょっちゅう聞かれます。

なので、一人で仕事はできません。周りの人とコミュニケーションがとれないとヤバイです。仕事になりません。

2.キッチリカッチリ仕事ができる人

役所で施行した文書は、ある期間は保管すると、法律で定められています。

その為、一字一句、間違えは許されません。

パソコンで入力したものを紙にだして、何度もチェックします。大雑把な人、ミスの多い人には向きません。「ミスをすることは悪いこと」というのが考えの根底にあると思います。逆にゆっくりでもいいのでミスなく、丁寧に仕事ができる人は相性がいいです。

3.新しいことにチャレンジしたい人

役所の仕事は社会システムの保守運用です。

なので、常に新しい事が好き人には向きません。もちろん、新しい改革やシステムの導入も多くあります。しかし、意見調整に莫大な時間と労力を使うので自分から意識改革しよう!という人には向きません。

4.自分が!自分が!という人

役所は競争がありません。競争がない代わりに、意見の調整が非常に多いです。大事になるのが、相手の立場を考えて動くということです。関わる部署全てにイェスと言ってもらわないといけません。

なので、自分がこれしたい、あれしたい、という人はあんまり向かないと思います。我が強すぎる人は、成果主義の会社に行ったほうがいいかもしれません、、、。

5、地頭の悪い人、頭の固い人

どこの公共団体でも2~5年で異動があります。(例外あり)

異動してしまうと、前職場とは全く違う知識、ルールを最初から覚えなくてはいけません。大事なのは要領のよさです。いかにその業務の根幹を捉えて、何が大切なのかを考えて実行出来る能力が必要です。なので、何かを極めた~っていうオタク君はあんまり公務員に向いてないんじゃないかな~って思います。広く浅く色んなことをやってきた人の方が仕事が出来るのかなーと思います。(仕事は受験勉強や趣味と違って制限時間があり、正解を作る必要があるため)

 

以上です~こうしてみると以外と役所ならでは!というのは少ないのかもしれませんね!!特に5番は仕事以外にも通ずるものな気がするので、磨いていきたいものです。。。